建物は何もしなくても太陽からの紫外線や雨・雪・風など自然環境からダメージを受け続けています。塗装はそれらの外的な要因から住宅を守るために存在する、言わば防御壁となっています。
しかし塗装は紫外線や雨・風などの要因により徐々に劣化していき、塗装に守られていた建造物自体が自然界に晒されえていきます。
これを再度守るために外壁塗装は定期的に行う必要があります。
外壁塗装は塗る塗料の種類により耐用年数は変わってきます。それぞれの塗料の大まかな耐用年数の目安は下記となります。
塗料の種類 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル | 3~5年 |
ウレタン | 5~7年 |
シリコン | 7~10年 |
光触媒 | 10~15年 |
ピュアアクリル塗料 | 12~15年 |
無機 | 10~20年 |
フッ素 | 10~20年 |
このように塗料により耐用年数が長かったりしますが、優れた塗料になれば、塗料自体の価格も高額になります。 そのため、お客様のご予算やご自宅の外壁の状態などにあわせ、適切な塗料を選択する必要があります。
塗料の種類により耐用年数が違うのは理解して頂けたかと思いますが、実際には立地条件や気象条件により耐用年数は変わってきます。
例えば、海が近い住宅では塩害の影響もあり劣化が早く進む場合もありますし、交通量の多い道路に面した住宅では、排気ガスを多く浴びるので早く汚れが進んでしまったりします。
このように耐用年数はあくまで目安だということを知っておきましょう。
どんなに性能の良い高価な塗料を使ったとしても、施工を行う業者が手を抜いてしまっては塗料が持つ性能は発揮されません。または3度塗りすることで能力が発揮される塗料でも安く上げるために1度塗りにしてしまってはこちらも塗料の性能を発揮できないでしょう。
このように外壁塗装で失敗しないためには「塗料の選択」も重要ではありますが、「業者選び」もとても重要となります。是非、当サイトを利用し、優良な地元業者から見積りと提案を受けてみてください。その中で信頼できる会社があれば、ご依頼してください。